第23週(6/6〜12)IDWRより部分抜粋

3類→腸管出血性大腸菌感染症 三重県4例、愛知県2例
4類→レジオネラ肺炎 三重県1例

溶連菌が増加傾向で定点あたり2.54。
感染性胃腸炎は定点あたり5.61で減少傾向。
水痘は定点あたり2.09で増加傾向。うちの事務さんのお子さんも二人連続で感染。
手足口病は定点あたり1.68で5週連続増加。過去5年の同時期比でもやや多い。
伝染性紅斑も2週連続増加し、定点あたり1.04。過去5年の同時期比でやや多い。
マイコプラズマ肺炎は過去5年の同時期比でかなり多く、定点あたり0.59。5週連続増加中。

年初からの累積報告数についてみると、食中毒を含む集団感染事例が複数発生したため、2000年以降では2001年、2010年に続いて3番目に多い報告数になっている。
今後、毎年本症が数多く発生する夏季を迎えるにあたり、その発生動向には注意が必要である。食肉の十分な加熱処理などにより、食中毒の予防を徹底するとともに、手洗いの励行などにより、ヒトからヒトへの二次感染を予防することが重要である。