新型インフル「せき先行」は肺炎の危険信号

新型インフルエンザで肺炎に至る小児患者は、発熱よりせきが先に出る場合が多いとの調査結果を、大阪医科大の河上千尋助教(小児科)らが27日、仙台市での日本小児感染症学会で発表した。
肺炎の兆候の早期発見につながる可能性がある。
調査は、昨年秋ごろに同大病院を受診した小児患者が対象。「38度以上の発熱より12時間以上前にせきが出始めた」という人が、肺炎を起こして入院した小児患者では13人中10人(77%)に上った。軽症患者では112人中10人(9%)にとどまった。
季節性インフルエンザは通常、発熱後にせき症状が出る。新型の場合は、ウイルスが感染初期から肺の奥に侵入しやすいため、せきが先行すると考えられるという。
(11/29 読売新聞)

で、これは季節性インフルのA香港型やソ連型、B型にも当てはまるのか?
それが問題だ。
季節性インフルで肺炎を併発してしまった人を後ろ向きに追跡してみればある程度分かると思うんだが…。